非破壊検査事業部

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ボックスビームの根入れ長さ測定

国道2号でボックスビーム(Gb-Bm-2E)の根入れ長さ測定を行ってまいりました。
このタイプでよくあることなんですが、支柱根元にコンクリートを施工することがあります。

ボックスビーム コンクリート施工前

ボックスビーム
コンクリート施工前

 

コンクリート施工後

コンクリート施工後

 防護柵の根入れ長さ測定をするときにつかう超音波には2種類あって鋼材の表面を走る表面波(SH波)と鋼材の中を走る縦波(P波 圧縮波)です。

SH波は支柱の横に探触子を当てて計測できるので、とても使いやすい超音波なのですが、写真のように根元をコンクリートで固められると支柱が拘束されるので鋼材表面が超音波によって振動することができなくなります。結果としてSH波は根入れ長さを計測できない状態になります。
これはコンクリート施工だけでなく、完成してから時間がたって地面が締まってきて土圧がかかっても同じ現象がおこります。

SH波は鋼材の横に探触子を設置して測定

SH波は鋼材の横に探触子を設置して測定

縦波(P波)の場合圧縮波とも呼ばれるように、鋼材の中を進む超音波なので土圧などの拘束に影響されません。
特にボックスビームの支柱は施工完了後であっても支柱先端に探触子を当てることができるのでしっかり計測が可能です。
雨などの水の影響や土圧の影響を受けないポストチェッカーでの防護柵根入れ長さ測定をおすすめします。

P波による計測 支柱の先端に探触子を設置

P波による計測
支柱の先端に探触子を設置

|2017年03月25日